一般社団法人日本熱処理技術協会主催「熱処理コンテスト」に参加しました。
今回が第2回目のコンテストです。

このコンテストは、（一社）日本熱処理技術協会様より支給された試験片に様々な熱処理や表面処理を行い曲げ試験の強度を競います。
第一回の試験片は5×20×100ｍｍのＳＣＭ440材でしたが、今回は3.2×20×100ｍｍのＳＰＣＣ材に変更されています。板厚が薄くなり、またそのままでは焼入れすることが出来ない材料をいかに強度アップするかが競われました。

また参加チームも前回の23チームから33チームと増加し、大手自動車メーカーや大学、研究機関等も挑戦しています。
果たして結果は・・・！！

第3位、特別賞を受賞しました。
前回の16位から大幅なランクアップです。
処理内容の詳細は明かせませんが、熱処理の基本に立ち返ったこと、また、「まじめに遊ぶ」姿勢が今回の結果につながったと考えられます。

今回も「熱処理の学び」「失敗からのイノベーション（失敗の共有）」「人材交流」など目的をしっかり達成できました。